プラズマクリーナーで親水性向上

親水性とは液体との馴染み具合を指す言葉です。親水性が低いものは水を弾いてしまいます。傘や服によってはそのような機能は喜ばれますが、塗装などの表面処理を施す場合には、大きな問題になります。水を弾いてしまうと言うことは塗料なども液体も弾いてしまうということです。

それを改善できるのがプラズマクリーナーです。プラズマクリーナーは、いろいろな素材の表面にある有機物を除去するために使われます。そしてそれに加えて官能基を付与する効果も期待できます。ポリプロピレンやポリエチレンなどの樹脂は親和性がなく、塗料などを弾いてしまいます。

それでは仕上げの表面処理を行うことができません。そこでプラズマを利用して樹脂表面の分子構造を切断することで親和性の高い官能基を生成します。官能基とは水酸基やカルボニル基、カルボキシル基のことで、親水性が高くなる状態です。ポリプロピレンやポリエチレンなどの樹脂に対してプラズマクリーナーを使うことで親水性が、向上しインクののりが良くなったり、接着剤の結合が強くなるような状態を作り出すことができます。

プラズマによる処理がなければ弾かれてしまう接着剤がつくようになることで新たな組み合わせを試すことが可能です。機械的な結合が必要なくなることからシンプルなデザインにすることもできるので、今までとは異なった構造にすることも可能です。小型化などにも寄与できるので活用が広がることが期待できます。

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