大気圧でも利用可能なプラズマクリーナー

プラズマクリーナーは、プラズマ現象を発生させることで素材表面に付着している有機物を除去することが洗浄機です。洗浄機と言っても液体で汚れを洗い流すことも、空気圧で吹き飛ばすようなこともしません。発生したプラズマで有機物を分解して吸収するだけです。そのプラズマの発生原理は、気体へ高エネルギーを与え続けることです。

エネルギーが当たり続けることで、分子から電子が励起して不安定な状態に移行します。この不安定な状態が有機物を分子レベルで分解することに役立ちます。プラズマクリーナーの性能は、プラズマをいかに均一で高密度に発生させるかによります。そのため限られた空間で均一に気体を充満させる必要があります。

だからチャンバーと呼ばれる処理が行われる空間は小さなものが多く、扱うことができる素材の大きさは小さくなっていまいます。効率を考えるとできるだけ大きいものが望ましいですが、ガスの密度を高め、均一にするためにはある程度の犠牲が必要です。ただし大きなものを処理できないわけではあありません。それが大気圧でのプラズマクリーナーです。

ノズルのような先端からプラズマを発生させて、素材の有機物の除去を行うことが可能です。これによって自由に動かしながらクリーニングを行うことができるようになります。ただし漏れがないようにノズルを動かす必要があり、装置が大型になったり、操作する人の力量によって仕上がりが変わってくる恐れがあります。

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