クラスTシャツをつくる際に必ず受ける制限は予算です。青天井でお金を使えるという環境で、クラスTシャツがつくられることはほとんどありません。なるべく安く仕上げることが求められるクラスTシャツですが、低価格で作るために知っておくべきことがあります。一体何にお金がかかるのかということと、どうすれば安く抑えられるのかということです。
ベースに使うTシャツにお金がかかることは言うまでもありませんが、そこにプリントするためにも料金が必要になります。ベースのTシャツ代にプリント料が加算されて総額が算出されます。ベースに使うTシャツは、素材やブランドによって価格に差が出ます。綿製のものなら比較的安いですが、化学繊維になると高額になる傾向があります。
ブランドは一般的な認識通り、有名なところは高くなり聞いたことが無いようなところだと安価で手に入ります。また生地の厚みによって価格が変わるのも知っておかなければいけません。厚くなればなるほど高額になっていきます。プリント料に関しては、採用する技法によって違いが出ます。
カラフルな複雑なデザインのものが鮮明に仕上がる技法は高いと考えておけば問題ないでしょう。使用する色が少なく単調なデザインでも良ければ、比較的安価なものが選択できます。安ければ安いほど良いのであれば価格のみを比較して選べばいいですが、ある程度の品質も求めるという場合はそれぞれの特徴を調べて、自分たちの求めている基準を満たしている中で低価格のものを選ぶ必要があります。